保育方針・メッセージ

保育方針

助け、学び合うチームワークで良い保育を

保育にかかわる専門職同士が協力し、それぞれの専門性を発揮しながら
養護と教育の一体的な展開を図り、保育の内容の質を高め、充実させる。

「職員はみんな宝物。ひとりぼっちの保育士をつくらない」。みんなが何か少しでも自分にできることをして、補い合いながらいい保育が継続してできる園に、との思いでチームワークを大切にしています。園長も職員への声かけを行い、みんなが楽しく働けるよう、一人ひとりを見守っています。また、保育の質の向上のため、ICT化で業務効率を上げているほか、園内研修を行い、外部研修への参加を勧めるなど学べる環境を整えています。

「保育はもちろん仕事以外の経験も豊かにして感性を磨き、多様な価値観を持つ仲間と刺激し合い、学び合って、保育を、人生を豊かにしていこう」。私たちはこんな理想像を描きながら、日々取り組んでいます。

子どもの興味・関心を引き出す多様な活動

豊かな環境の中で、子ども自ら興味・関心を持って
かかわったことへの充実感や達成感を味わわせ、心情、意欲、態度を養う。

樫の木会では「子どもたちにさまざまな体験、本物の経験を」と保育活動を幅広く展開しています。専門の講師による絵画・英語・体育教室を行ったり、保育者が和太鼓を習ってきて園児に教えたり。通常の保育に加えて、子どもたちの興味や関心、将来の可能性が広がるような仕掛けをたくさん作っています。
商品の作り手、売り手、買い手を園児が経験する本格的な「お店屋さんごっこ」は、準備から異年齢で楽しみながらお金についても学べる一大イベントです。そのほか、育てる大変さとともに収穫の達成感も味わえる野菜作りなどの食育もしています。5歳児向けには、ホテルでのテーブルマナー教室や大阪府能勢町の行者山一泊保育体験もあります。

保護者と一緒に育てていく、家庭との連携

子どもの生活を視野に入れ、家庭との連携を密にして生きる力の基礎を育むとともに
保護者の気持ちを受け止め、信頼関係を基本に養育力の向上を支援する。

かしの木こども園、開明かしの木こども園では、0~2歳の乳児と保護者を対象に、専門の講師を招いて「ベビーマッサージ」を実施しています。講師から親子のふれあいのヒントを得られるだけでなく、送り迎えにあわただしい普段はなかなかできない、保護者と先生がゆっくり話せる機会として好評を得ています。3~5歳の幼児の保護者に対しては、何か相談ごとがあればすぐ面談を行い、その後についてもこまめにフォローします。
児童発達支援施設を有する樫の木会では、発達に関する専門知識や経験の豊かな保育者もいます。そのため、発達の気になるお子さんに関しても、安心してご相談いただける環境が整っています。

子どもを見守る大人たちのつながりの輪

子どもの生活や発達の連続性を踏まえ、望ましい未来を作り出す力をつけ、
小学校と情報交換したり、交流を密にしたりして積極的に連携していく。

「子どものために熱くなれる」。目の前にいる子どもたちのために何ができるのか、未来へどうつなげていくのかを仲間と共に常に考え、行動に移す。「まぁいいか」「これでいいか」な保育をしない。樫の木会の先輩方が大切にしてきたことを、現役の保育者も受け継ぎ、保育を楽しんでいます。子どもたちの現担任に前年の担任、ほかの保育者も関わっていき、子ども一人ひとりを理解して見守る大人たちの輪がつながっていく保育をしています。
また、園児が進学する小学校の先生とは、子どもについてより深く知ってもらうため、書類の引き継ぎだけでなく園での面談もしています。子どもと小学校、先生を「つなげる」のも私たちの大切な役目です。


創業者メッセージ

安心して保育の世界に飛び込んで!あなたを大事に育てる土壌があります。

地域の方々に支えられて50余年。

樫の木会のこれまでの歩みを教えてください。

2歳だった長男の言語中枢が転落事故で弱くなり、成長・発達によい施設を探しましたが、当時はそうした障がいをもつ子ども専門の施設は皆無に等しい時代でした。「ないなら自分たちで作ろう!」と夫とともに「樫の木園」を立ち上げたのが法人の始まりです。地域の方々や県・市のご支援を受け、1978年には障がいをもつ子どもも受け入れる「かしの木保育園」(現・こども園)を開設。保育園、こども園、そして発達支援施設を有し、地域貢献のため活動の幅を広げてきました。

子どもを大切に!

園や法人を運営する上で大切にしていることはありますか?

「子どもを大切に!」。我が子を大切に育てたい思いから始まり、今は園・法人としてたくさんの子どもたちを受け入れていますが、昔も今も、子どもと保護者は多種多様。特に現代社会では、さまざまな背景で悩みやストレスを抱えるご家庭が多く存在します。そこへ手厚いフォローをするため、スタッフの実力をさらに上げたいと常々感じています。樫の木会は地域の方々からの支援で生まれ続いてきた組織です。「子どもを大切に!」という思いを土台に、質の高い保育を提供することで感謝の気持ちを表現し続けていきたいですね。

まずは1年。

最後に、保育士・保育教諭を目指すみなさんにメッセージをお願いします。

みなさんには保育士・保育教諭としてはもちろん、人としても大きく成長してほしいと心から願っています。もしこの樫の木会でご縁があれば、あなたを大事に大事に育てます。十人十色の子どもや保護者とのかかわりの中では、楽しいだけでなくつらいこともあるかもしれませんが、まずは1年、1年経ったら2年、そして3年…と頑張ってほしいです。頼れる先輩が支えますし、頑張った先には必ず楽しさややりがいのある明るい道が開けます。どんな方も大事に育てる土壌を用意しているので、安心して保育の世界に飛び込んできてください!

創業者
Nomura Kayako 野村 カヤ子

昭和10年7月23日生まれ。兵庫県明石市出身。短大にて幼児教育を学ぶ。夫である初代理事長とともに立ち上げた樫の木会は、平成31年で設立50周年を迎えた。

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